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FILE.4 【怪死現象続出】小さな町を震えあがらせた有翼の怪物モスマン
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2002年の映画『プロフェシー』をご存じだろうか。「予言」という意味のタイトルは原題を『The Mothman Prophecies』という。アメリカのウェストヴァージニア州ポイントプレザントで起きた災厄を描くこの映画は、当地で起きた実際の事件をモチーフにしている。

1966年末、ポイントプレザント周辺で、全身が長い毛でおおわれた空飛ぶ怪生物の目撃事件が多発する。

最初は11月15日午後9時すぎ。友人宅を訪問するため車を走らせていたマルセラ・ベネット夫人ら4人がポイントプレザントのTNTエリアに差しかかったころ、上空に不思議な赤い光を発見した。

彼らの車を追いかけはじめた怪光は、どんなにスピードを上げても振り切ることはできなかった。いよいよ追いつめられた彼らが目撃したのは、頭も首もない寸詰まりの体に、燃えるような赤い目と大きな翼を持つ怪物だった。

彼らは友人宅に逃げ込み、警察に通報したが、警官が到着するころには、その怪物は姿を消してしまっていた。

その外見からモスマン(蛾人間)と呼ばれたこの怪物は、翌1967年にかけて同エリアで集中的に出現した。奇妙なことに、事件現場では無線がレコード盤を早回ししたように聞こえる、方位磁石や時計の針が異常な動きをするなどの怪異現象も頻発したという。

そして、1967年12月15日、午後5時5分ごろ。ポイントプレザントとオハイオを結ぶシルバーブリッジが突如崩落し、46台の車がオハイオ川に沈むという大参事が起きた。このときなんと、モスマンが目撃されていたのだ。

この事件を最後にモスマンの出現は途絶えてしまうが、怪異はそれだけで終わらない。事件に関わった人物が怪死、あるいは神経を病んでいったことから「モスマンの呪い」として人々は恐怖した。かくしてモスマンは、災いを招く怪物として記憶されることになったのだ。

その正体も、無差別に思われる呪いが意味するものも、何ひとつ解き明かされていない。そして21世紀に入ってからも、巨大な翼と赤い目を持つ怪物の目撃事件は発生している。そのたび、現地では巨大な災厄におびえることになるのだ。

未確認動物

モスマンのスケッチ。目撃者のいずれもが、
首のない胴体に赤く光る眼と大きな翼を確認している。

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